助成金を積極的に活用する!
助成金とは、社会における課題や推進したい取り組みに対して、企業への資金的な援助を行う制度です。
これらは、人財を活用し活躍を促進する視点で設定されております。
つまり、助成金を活用するという事は、企業として社会的な課題や人財活用に対し積極的に取り組んでいるという姿勢の表れにもなります。
特に中小企業の取り組みには、助成額や助成率が高めに設定されており奨励しています。
本ページでは、「人事評価改善等助成コース」をご案内し、助成金を活用しながら人財活用への取り組みの一考となればと思います。
助成金を受給するには、各種要件や制限がありますので事前に自社の状況確認が必要です。
詳細についてはご相談いただくか都道府県労働局の担当課にお問い合わせください。
カナエキャリアの評価・賃金制度サービスでは、助成金を活用する
ことができます。(※適用および申請は各社毎の対応になります。)
従業員のキャリア形成や人事評価・賃金制度、助成金の活用について、
お気軽にご相談ください。
人事評価・賃金制度の導入で活用できる助成金
人材確保等支援助成金・・・人事評価改善等助成コース
助成内容 |
助成額・助成率 |
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一定の要件を満たす人事評価・賃金制度を導入し、実施した場合に助成。 | 50万円(生産性要件を満たす場合は130万円) |
助成金の対象となる人事評価・賃金制度とは?
事業主が、生産性向上のために評価の対象と基準が明確(能力・知識・行動・情意・姿勢や成果・業績など)である人事評価制度と、月給額が2%以上の増加が見込める賃金制度の新設や改定を行った場合に助成。
助成金受給までの流れ
Step1 計画時離職率の算定
(計画申請の前日から過去1年間の離職率の算定)
計画申請日の前日から、1年前の従業員数と過去1年間の離職者数から算定します。計画申請時には、離職者分の離職証明書の写しが必要です。
Step2 人事評価・賃金制度の策定
(就業規則または労働協約への施行案/整備計画書の作成)
人事評価・賃金制度を就業規則や賃金規程に規定する内容や整備後に実施する計画書を作成します。
Step3 人事評価制度等整備計画書の提出
(労働局またはハローワークへの提出)
制度を整備する(就業規則を届け出る)6ヵ月前から1ヵ月前までに管轄の労働局またはハローワークへ提出します。※導入後の提出は助成金対象外です。
Step4 人事評価・賃金制度の整備
(就業規則または労働協約の届出・締結/労働者への周知)
制度を整備する(就業規則を届け出る)前に実施した場合は、制度の実施とは見なされませので、必ず整備後に制度を実施します。
Step5 人事評価・賃金制度の実施
(人事評価の実施/給与の反映)
人事評価を実施し、その結果が給与に反映された時点で実施と判断されます。※給与額の2%以上の増加が必要です。
Step6 助成金支給申請書の提出
(評価制度の実施⇒給与支給日翌日から2ヵ月以内)